2026年に向けて アジア研究センター長 田中 武憲中部圏最大規模の総合大学である名城大学が保有する知的シーズと幅広い国際ネットワークを活用し、成長著しいアジア地域の相互理解とその持続可能な発展への貢献を目的として、2006(平成18)年4月、名城大学アジア研究センターは発足しました(当初はアジア研究所。平成23年4月にアジア研究センターへ改称)。

 

それから今日までの10年余りの間に、アジア諸国・地域はグローバリゼーションを背景に力強い成長と発展を続け、まさしく世界の成長センターとして、貿易や投資など世界経済に果たす役割はますます大きくなっています。

 

一方、近年ではその急成長の負の側面として、環境汚染や都市部への人口集中などの社会問題がアジア各地で深刻化するとともに、アジアの成長とグローバリゼーションの反作用として、欧米では「自国第一主義」を掲げる政権や政策が誕生しています。

 

アジア研究センターが設立20年、名城大学が開学100周年に迎える2026年、愛知・名古屋では第20回アジア競技大会が開催される予定ですが、日本を含めたアジアを取り巻く環境が大きく変化している現在であればこそ、改めて設立の趣旨と初心に立ち返り、これからもアジア研究センターは研究・教育・国際交流と多面的に活動を続けていきたいと思います。