中部から世界へ インターナショナル教育・研究センター長 津村 文彦2006年4月に発足した名城大学アジア研究所は、2011年4月にアジア研究センターへ改称し、中部圏最大規模の総合大学である名城大学が保有する知的シーズと幅広い国際ネットワークを活用して、今日まで日本とアジアの相互理解とその持続可能な発展への貢献を目的として活動してきました。

この間、AIやIoTなど新たな技術が飛躍的に発展し、ますます世界の一体化が進む一方、地球温暖化や新型コロナウイルスなど、世界規模で対応・解決すべき困難や課題も増大してきました。

このような環境変化と世界規模の課題解決を目的として、この度、名城大学はアジア研究センターを発展的に改組して、新たにインターナショナル教育・研究センターを設立することになりました。

インターナショナル教育・研究センターは、対象となる地域を全世界に広げたうえで、本学の国際的な研究活動を支援するとともに、主に交換留学生向けの教育を通じて、日本や愛知・中部の魅力を世界的に発信する役割も担います。

中部から世界へ――2026年の名城大学開学100周年に向けて、名城大学インターナショナル教育・研究センターは、国際的に活躍できる人材の育成と国際社会に貢献できる研究をさらに進めてまいります。