募集締切日:2019年7月1日(月)
※17:00アジア研究センター(国際化推進センター)必着とします。


2020年度 名城大学アジア大学教員学位取得支援プログラム募集要項

アジア大学教員学位取得支援プログラムは、アジアの大学に所属する、アジアの国籍を有する教員もしくは大学と雇用契約を結ぶRA(Research Assistant / Research Associate)である者に対して、本学の大学院博士後期課程における課程博士学位の取得支援を行うものです。



1.申請資格
下記の(1)~(5)のすべてを満たす者
(1)アジアの大学に所属する、アジアの国籍を有する教員もしくは大学と雇用契約を結ぶRA(Research Assistant/Research Associate)である者
(2)入学時に修士の学位を有している者
(3)入学時に博士の学位を有していない者
(4)一定の研究歴を有しており、本学大学院の課程により、標準修業年限内に博士の学位取得の見込みがあると認められ、かつ所属する機関又は所属する部局の長の推薦を受けている者
(5)本プログラムの趣旨を理解し、博士の学位取得後に、本学との教育・学術研究交流を促進する意思・意欲のある者

2.採用予定数
2名

3.支援期間
2020年度新規採用者に対する支援は、2020年4月1日に開始するものとし、標準修業年限内(ただし、長期履修制度は対象としないため、原則として3年以内※)までとします。 ※薬学研究科は4年以内


4.支援範囲
(1)アジア大学教員学位取得支援奨学生 本プログラム採用者は、入学後にアジア大学教員学位取得支援奨学生として採用され、学費等(入学金、授業料、実験実習費及び施設費)相当額が奨学金として給付されます(なお、奨学金は実際に給付されるのではなく、学費等の支払いを免除する形となります)。
(2)宿舎 本プログラム採用者は、名豊塩釜寮を利用できます。利用条件は、入寮金10,000円、寮費月額26,500円(水道代含む、電気代・インターネット使用料別途)です。単身者用物件ですので、ご家族・ご友人等との同居はできません。また、宿舎内での喫煙・室内の土足利用は固くお断りします。
(3)他の学内奨学金との併用について 本プログラムの採用者へ、学内の他の奨学金を支給することはできません。

5.申請手続
(1)提出書類
名城大学側受入研究指導者(名城大学大学院で博士課程を受け持つ常勤教員)は、候補者とのやり取りのもと、下記の書類を整え、所属研究科における承認を得た後、所属研究科長を通じて、国際化推進センター長へ提出してください。

様式番号 様式名 備 考
[様式1] アジア大学教員学位取得支援
プログラム申請書
名城大学側受入研究指導者が作成したもの
[様式2] 候補者調書 候補者が作成したもの
[様式3] 推薦書 候補者の所属機関又は所属部局の長が作成したもの
[様式4]※任意様式可 候補者の所属機関の在職証明書 候補者が出願時に在職する機関により発行されたもの

(1)提出書類
名城大学国際化推進センターへの申請期限2019年7月1日(月)※17:00必着

6.選考及び選考結果の通知
(1)選考
名城大学側受入研究指導者が所属する研究科の議を経て、アジア研究センター運営委員会、名城大学国際交流委員会における審議承認を得たのち採用内定者が決定されます。
(2)選考結果の通知等
選考結果については、国際化推進センター長から名城大学側受入研究指導者の所属研究科長宛に文書で通知します。候補者には通知を行いませんので、名城大学側受入研究指導者から連絡をお願いします。
【注意】この時点ではプログラム対象者としての採用であり、入学試験の合格及び本学への入学をもって、正式に採用となります。

7.入学試験について
本プログラムへの採用内定後、入学試験を受験してください。入学試験の結果、不合格となった場合は、速やかに下記の書類を国際化推進センター長へ提出してください。


様式番号 様式名 備 考
[様式5] アジア大学教員学位取得支援プログラム辞退届 名城大学側受入研究指導者が作成する

8.採用後の提出物について
入学試験において「合格」判定が出た後、入学手続を行うとともに、下記の書類を国際化推進センターに提出してください。


様式番号 様式名 備 考
[様式6] 名城大学アジア大学教員学位取得支援奨学生願書 本プログラム採用者が作成する
[様式7] 授業料等の納期延期願書 本プログラム採用者が作成する


名城大学アジア研究センター:アジア大学教員学位取得支援プログラム(補足事項)

本学申請者の方へ:申請前に必ずご確認下さい。

●宿舎(名豊塩釜)
(1)本プログラム採択者用の部屋(学生用)は、規定により候補者ご自身以外の居住はできません。ご家族・ご友人等と同居される場合は、ご自身で他の住居を探していただきます。
(2)室内・館内での喫煙および室内の土足居住は厳禁です。
(3)宿舎の規則が守られない場合は、退寮いただくことがあります。

●生活資金の準備
本学から学費免除以外の補助はありません。それ以外の経費を候補者で賄えるかどうか十分ご検討いただいた上でご応募ください。また、学費が大学負担でも、生活費を保証する証憑書類(候補者ご本人もしくは生活費支弁者の銀行口座残高証明書)の金額によっては、ビザが発給されず、入学できない可能性もあります。
※一ヶ月分の生活費の目安(学費を除く)は約8万円です。

●アルバイト
来日の主目的である学業の妨げにならないことが前提です。
入学後しばらくは、諸手続きや学校生活に慣れるための時間が必要ですし、日本語ができない場合は仕事を見つけること自体が困難です。来日後すぐにアルバイトを始めることはお勧めできません。また、学内・学外を問わず、無許可でのアルバイトは不法就労になりますので、必ず資格外活動許可を取得した上で、業種の制限や時間数(週28時間以内)など、入管法で定められている事項を遵守してください。

●奨学金
本学規定により他の学内奨学金を受給することはできません。国際化推進センターで情報提供している民間財団の奨学金の中には、学内奨学金受給者でも応募可能なものがありますが、申請書類の作成や面接試験が日本語で行われるため、日本語の読み書きが可能なことが必須条件となります。また、これらの奨学金は、ご自身で掲示板を定期的に確認し、期日までに申請書類を作成・提出いただかなくてはなりません。学生間の公平性を保つためにも、国際化推進センターからメールや電話等での個別案内は差し上げておりません。

●同行者・家族の扱い
家族の来日・滞在に係る諸般の手続きや経費支弁は全て候補者ご本人によるものとし、本学では関与致しません。

●ご卒業までの学費免除は保証されておりますが、身分としてはあくまでも本学学生ですので、他の学生同様、入学後の学業・日本での生活等、真摯かつ自立的に取り組んでいただける方のご応募をお願い致します。

●日本での学生生活や奨学金等の情報については、独立行政法人日本学生機構(Japan Student Services Organization)の「日本留学ガイドブック "Student Guide to Japan"」をご参照下さい。
日本語:http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/sgtj.html
英 語:http://www.jasso.go.jp/en/study_j/sgtj.html


名城大学アジア大学教員学位取得支援プログラム 申請手順

Step 1 候補者は名城大学側受入研究指導者(名城大学大学院で博士課程を受け持つ常勤教員)と申請内容について相談してください。
Step 2 候補者は様式2(候補者調書)を記入してください。該当しない項目は空欄とすること
Step 3 候補者は 様式3(推薦書)、様式4(所属機関の在職証明書)を用意してください。
※様式3(推薦書)は候補者の所属機関の長又は所属部局の長の推薦をもらうこと
Step 4 候補者は 様式2・3・4をまとめて名城大学側受入研究指導者へ送付してください。
Step 5 名城大学側受入研究指導者は、様式1(申請書)を作成します。
Step 6 受入研究科において、本プログラムの採用者として推薦するか審議を行います。
Step 7 受入研究科において了承が得られたら、名城大学側受入研究指導者は研究科長を通じて、国際化推進センターに様式1~4を提出し、申請を行います。
Step 8 国際化推進センターは、国際交流委員会を開催し、プログラム対象者を決定します。
Step 9 国際交流委員会においてプログラム対象者が決定したら、国際化推進センター長から名城大学側受入研究指導者の所属機関長宛に文書で通知します。
Step 10 研究科において入学試験を受験(実施)します。
Step 11 入学試験に合格したら、様式6(名城大学アジア大学教員学位取得支援奨学生願書)・様式7(授業料等の納期延期願書)を作成し、国際化推進センターに提出してください。
Step 12 国際交流委員会で、奨学生として受入の審議・承認をします。
Step 13 大学協議会に報告し、学長の承認を得てから査証申請手続きに入ります。